3月19日はカメラ発明記念日


カメラ発明記念日

写真撮影に8時間かかったのが、この発明によって写真機の前に動かずじっとするのが30分ほどで済むように。これは大変な発明ですね!カメラの原型ともいわれる物が、フランスのルイ・マンデ・ダゲールさんによって1839年に発明。日本では銀板写真ともいわれる、ダゲレオタイプのカメラだったそうです。「写真は魂が抜かれる」と言われたのは、そっくり写せることに驚き魂が移ってしまうのでは!という迷信もあれば、撮影に長時間かかって魂が抜かれたようになってしまうからという理由もあったとか。8時間かかったら、そりゃぐったりして魂が抜かれるわー!

記念日が違う日かもしれない疑惑

フランスの科学アカデミーが開催されたのは8月19日で、公にはこのとき発表されたらしい。3月19日という記録が残っておらず、どうも8月を3月に見間違えた説が有力なんだそうです。歴史が塗り替わってるかもしれませんが、日にちよりもカメラができた事実の方が大事でしょうね。

手描きで映した時代も

ピンホールカメラという、レンズではなく小さな穴を通して映像をうつすカメラのしくみ自体は、1839年よりもっと前に開発されていました。でもフィルムがなくて、景色をすりガラスにうつしだすだけだったようです。16世紀頃になると穴ではなくレンズが使われるようになり、これを使ってなんと手描きで景色をうつしていた時代もあったらしい。宮廷画家とかは肖像画をたくさん描いているし、こういった装置を使っている人もいたんでしょうか。でも、どのくらい正確に反映できたんでしょうかねぇ。

アイドルには不向きなダゲレオタイプカメラ

ダゲレオタイプの写真機は、フィルムの代わりに銀メッキの銅板を感光材料として使用しており、それがそのまま写真になるので焼き増しはできないそう。欲しければ、何度も撮り直し。アイドルはたまったもんじゃありません。白黒が実際と反転したネガを使って焼き増しできるようになったのは、1841年にネガポジ法の技術が開発されてからのようです。
ちなみにこの頃の日本は、開国の波が押し寄せてくるあたり。徐々に開港され、輸入が始まって伝来したもののひとつに写真機もあり、現存する最古の日本人写真は島津斉彬(しまづなりあきら)という方の写真らしいです。第11代薩摩藩主で西郷隆盛らも育てた名君主だとか。新しいことを試せる人でもあり、肝が据わってたんでしょうね。

今日の誕生日はカメラに慣れた?あの方

今日はハリウッドでも人気の俳優、ブルース・ウィリスさんが誕生日です。ハリウッドスターともなれば、写真撮影する機会も多いでしょうね。ネガポジ法が発明されてよかったです。
今日はほかにもこんな日です。

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3月18日は点字ブロックの日


点字ブロックの日

1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校の近くの交差点に点字ブロックが敷設されたのを記念して、本日が「点字ブロックの日」として社会福祉法人・岡山県視覚障害者協会が制定しました。

点字ブロックの開発

この点字ブロックの開発をしたのは、三宅精一氏。発明家として様々なものを開発してきた三宅さんは部類の動物好き。当時は珍しかったセントバーナード犬をつがいで飼っていました。今でも珍しいですけどね。セントバーナードって、なかなか街では見かけないですよねぇ。
そんなセントバーナードに1963年に仔犬が生まれ、引き取り手を探している時、ある人が現れました。それが、視覚障害者へ支援事業をしている「日本ライトハウス」の理事であった岩橋英行さんでした。
岩橋はもともとは健常者でしたが、病気により失明の宣告を受けていました。盲人の人の暮らしが気になったんでしょうか。三宅さんは岩崎さんと色んな話を繰り返します。犬きっかけで「盲人の人たちのために、自分にできることはないだろうか」と考えた始めることに。セントバーナードってウイスキーを首につけて、雪山遭難した人を助ける犬ですよね。いかにも人助けっぽい繋がりです。
「目の見えない人は、苔と土の境が靴を通しても分かるんです」と言った岩崎さんの一言から「これだ!」と閃いて三宅さんは点字ブロックの研究に取り掛かったそうです。なーるほど。
そして、それから2年の歳月をかけて点字ブロックは生まれました。その間は様々な試行錯誤があったそうですよ。すみません、割愛しますけど。でも、ここから先の方もすごいんですよ。感動です。

正しいことだから、やりぬく

そして、1967年3月18日に世界初の「点字ブロック」が敷設されるんですが、なんと驚くことに費用はすべて三宅さんの自腹だったんです。道路工事ですよ!とてもお金がかかると思うんですが、人のためへの信念でしょうか。ホントすごいです。
その後も、点字ブロックを全国の県や市に寄贈を続けます。もちろん全部自腹なんです。約4000の市町村ですよ。確かに岡山だけにあっても仕方ないですもんね、日本全国に整備できなければ、無いのと同じですもん。
世のため、人のため、盲人のため。手紙を書いてサンプルを送り続けるも、問い合わせもなく、役所に訪問しても押し売りと間違えて追い返されることも。新しいことってなかなか理解されないから辛いですよね。「正しいと決めたら、何が何でもやりぬく」と決めて私財を投げ打って、経済的にも苦しくても三宅さんはくじけません。泣けます。

点字ブロック規格統一の大切さ

その甲斐あって少しずつ普及してくると、今度は類似品が出回るようになりブロックの色や形がバラバラに。そうなると、盲人の方は混乱をしてしまいますよね。「これじゃあ、何のため、誰のためのものかがわからない!」と三宅さんは全国の行政機関に規格統一の必要性を訴えて回ったと言います。そんな中、昭和57年に肝臓を患い亡くなってしまったんだそうです。なんてこと!
その後、岩橋さんや三宅さんの弟さんが意志を継いで、2001年に点字ブロックはJIS規格によって統一されることになるんです。素晴らしい!よかったね、三宅さん!

普段は「点字ブロックってあるなぁ」ってくらいで、そんなに深く考えたことはなかったですが、こういう人たちの努力によって日本全国に整備されていったんですよねぇ。偉い人だなぁ。
点字ブロック、きちんと機能するために、モノや自転車などの障害物が置かれないようにしないといけないですよね。改めて思いましたよ、はい。

3月18日の誕生日は?

昨年2016年の24時間テレビで『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』ってドラマが放映されましたよね。実在する全盲の中学校教師のお話です。ご本人も「世界一受けたい授業」で拝見しましたが、とても素晴らしい方。ドラマも感動しました。
そのドラマで、教育委員会の担当者として出演していた俳優の山中崇さん、本日3月18日が誕生日です。おめでとうございます。
他にも今日はこんな日でしたよ。

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3月17日は漫画週刊誌の日


漫画週刊誌の日

発売予定日の前日からソワソワ探してしまう漫画雑誌。それが始まったのが1959年の今日らしい。少年漫画週刊誌である講談社発行の「少年マガジン」と小学館発行の「少年サンデー」が創刊されたってことで記念日だというのが通説です。少し前に、骨董品などを鑑定する例の番組で、長嶋茂雄の表紙が描かれた少年サンデーにいくらか買い取り価格が付いてました。昭和の雑誌だと骨董品にしては新しい気もしますが、スターが表紙を飾っているものは売れるみたいですよ。

漫画雑誌は保管に不向き問題

漫画雑誌の製本は、1970年代くらいまでは針金を2、3か所使って閉じる「平綴じ(ひらとじ)」とだったのが、針金を使わない「無線綴じ(むせんとじ)」になりました。漫画雑誌に限らず、出版全体の変化だったんでしょうね。基本的には平綴じも無線綴じも、ページ数が多くて分厚い本でもパカッと開けるので読みやすいです。漫画雑誌は表紙も中の紙も薄くて読みやすいですよね。ただその反面、保管には不向き。待ちきれずお風呂で読んだ日には全ページしわしわ、雑誌全体がゆがみます。でも、たまに自分にとっての神回ってありませんか?何回も読み返したり。
調べていたら、製本工房インキュナブラを見つけました。製本技能士という国家資格を持つ方がやっているようです。ここでは、例えばお気に入りの文庫本をハードカバーに変える製本などを請け負っているようなので、ものによっては漫画雑誌も製本依頼できるのかも?漫画雑誌は全体的に湿気には激弱ですが、それでもどーしても保管しておきたい神回がある方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょう。

フルカラーと単色の間

漫画の単行本は表紙以外は単色が基本ですが、漫画雑誌だといろんな話のタイトルページくらいはフルカラーだったりしますかね。あとは基本的に単色。でも昔はフルカラーの次に、黒と赤の二色刷りページもあったそうです。二色刷りの時って、、どうやって指定するんでしょうか。そこは漫画家さんじゃなく、印刷の方で調整するんでしょうか。むむむ。漫画雑誌だと、単色刷りでも紙の色が黄色、インクが青色だったりしてそれだけでも雰囲気が変わるので、二色だと結構違ったんでしょうね。

1537年の今日は天下人が誕生

今日は有名な漫画家さんでもご紹介~と思いましたが、もっと有名な方が誕生日でした。1537年、豊臣秀吉が誕生しています。3年前くらいに大阪城へ行ったとき、お城の中で有名な戦国武将の兜がかぶれたので、秀吉の兜をかぶってみたんですが。飾りが大きすぎて、めちゃくちゃ重たい!戦うどころが、かぶって座ってることすら大変そう!いろんな意味ですごいです。
今日はほかにもこんな日です。

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