トロの日
3月だけじゃなくて、毎月16日は「トロの日」ですよ。「10(とお)」と「6(ろく)」で「トロの日」です。「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト株式会社が制定しました。昨年はトロの日として中トロが一貫無料になるキャンペーンをしていたようですが、さて、今もやっているんでしょうか?Webに記載がないのでわかりません。また、何かあったら書き足そうと。
トロって不人気部位だった?
そもそも「トロ」ってマグロの部位のこと。よく脂が乗った部分を「大トロ」、それよりもやや少ないものを「中トロ」と言いますよ。部位の呼称と言っても牛肉などとは違い、マグロの場合は「トロ(大トロ・中トロ)」と「赤身」の区分しかないんです。言うなれば、それだけ「トロ」って別格な扱いなんですね。
ただしかし、今では有難がって中トロだ、大トロだって言いますが、江戸時代以前では「アブラ」って呼ばれて切り捨てられてたんだそうですよ。確かに、アブラって言われるとちょっと食欲無くすよなぁ。当時は冷蔵庫などないですし、赤身に比べて脂身の多いトロ部分は品質が劣化しやすかったため敬遠されてたということもあるんですけどね。腐りやすいから猫もまたいで通る「猫またぎ」などと不名誉な名称まで付けられたほど不人気だったとは、驚きです。
現在では、保存の技術が進んだことや動物性の脂肪の旨味信仰なども重なって高級品に成り上がったというわけ。昔は捨ててしまってたところが、今では赤身の倍以上の値段が付くとはトロも随分と出世しましたよね。
なんて単純トロの語源
なぜ「トロ」は「トロ」と言うかといえば、「口に入れるとトロっとするから」だそうで。あまりにもそのまんまで驚きましたよ、その語源。「アブラより、トロの方が美味しそうだね」ってことで全国に広がったんでしょうかね。確かに耳から入る音の情報は美味しそうに聞こえますし、この語感に相乗りしようと、「豚トロ」や「牛トロ」「トロカツオ」とか脂が乗ってまるでとろけるようだ!を表現したい時に便利に使われるようになりましたね。
ツナ=マグロじゃない?!
そういえば、「ツナ」=「マグロ」だと思ってたんですけど、分類としてマグロ族全般を言うのでカツオも「ツナ」なんですって。し、知らんかった。
ちょうど昨日、妻と買い物行った時にその事実を体感したんですよね。シーチキンが欲しいって僕が申請したんですが、売ってるのが2種類あるんです。「このLフレークってのと、マイルドっての、何が違うんだろ?」と言うと、「Lフレークはマグロで、マイルドはカツオ」と嫁即答。マグロの方がいいよね、ってことでLフレークを購入しましたよ。個人的には「マイルドの方が脂分が少ないのかな?」くらいにしか思ってなかったので、なかなかの衝撃でした。皆さんは知ってましたか?
3月16日の誕生日は
市場で取引されるマグロのイメージってカチンコチンに凍ってますよね。マグロは-30℃以下で保存しないと品質が劣化してしまうんですって。そんなこともあり実際の流通では-50℃の超低温冷蔵庫に保存をするんです。だから、マグロのイメージって凍ってるんですよねぇ。
さて、カチンコチンといえば、スケートリンクってことで、やや強引ですけど本日3月16日の誕生日の有名人は、フィギュアスケート選手の高橋大輔さん。2010年のバンクーバーオリンピックでは日本人男子史上初(アジア人としても)も冬季オリンピックのメダル(銅メダル)を獲得しました。いやぁ、すごいですよね。
他にも女優の木村多江さん。小料理屋で美味しいマグロ料理を作ってくれそうです、あくまでもイメージですけど。みなさん、誕生日おめでとうです。
他にも、3月16日はこんな日でしたよ。
<B>
<SPONSORD LINK>
|