11月22日は大工さんの日


大工さんの日

トントン、かちかち、という響きから記念日になったのかと想像していましたが、今日が大工さんの日である理由は複数あるようです。日本建築大工技能士会が1999年にこの記念日を制定されています。このサイトでよく参考にさせていただいている「今日は何の日~毎日が記念日」では、記念日の理由としていくつか掲載されていました。

・11月は「技能尊重月間」だから
「十一」を組み合わせた「士」は建築士にふさわしい
大工の神様・聖徳太子の命日が22日(622年2月ですが)
・11はニ本の柱、ニ二は土台と梁あるいは桁を表して軸組合の構造体ができるから

なかなか複雑ですが・・・ともかく今日は大工さんの日です!

大工さんにも種類がある

そもそも大工さんとは、おもに木造の建築物を建てる、またはリフォームする方をさす言葉とのこと。もともとは木造に限らなかったそうですね。
で、木造の建築物にもいろんな構造の建物があるので、構造ごとに大工さんの種類も違います。
・神社、仏閣など→宮大工
・家屋→家屋大工
・茶室など→数寄屋大工
・木造の舟→船大工
・障子、ふすまなど→建具大工
皆さん必ずしも専門分野のものをつくるだけではなく、例えば茶室っぽい部屋づくりの場合は数寄屋大工がかかわることもあるそうです。確かに、一般住宅もお客さんのこだわりによって凝ったつくりになることがありそうですよね。

木材って乾燥や湿気で形が変わるので、そういう性質も考慮しながら建てていくのは難しいでしょうね。全国の大工さん、お疲れ様です。

文壇の大御所であり文化功労者

今日は作家の丹羽文雄さんが誕生日だそうです。無知ゆえに初めてお名前を知りましたが、戦後は流行作家として活躍、また文壇では大御所的な存在として作家育成もされたそうで、1977年には文化勲章を受章されています。

2005年に100歳で亡くなられていますが、晩年はアルツハイマー病を患い、婦人や子供たちによる介護生活だったとか。ご本人は『親鸞』など宗教者を描いた作品も多く残されているようですが、娘さんが丹羽文雄さんの介護手記を出されているようなので、小説とあわせて読んでみたいところです。
今日はほかにもこんな日です。

<y>

<SPONSORD LINK>
マダム・タッソー東京<公式>

親鸞 1 叡山の巻 (新潮文庫 に 1-14)

父・丹羽文雄 介護の日々 (中公文庫)