日本手ぬぐいの日
昨日は春分の日。ちょっと汗ばむ陽気な日も増えてきます。そんな時は…ササッ「手~ぬ~ぐ~い~!」春分の日以降の季節は手ぬぐいの生産・需要が高まることから、手ぬぐい文化の継承も願って記念日に。手ぬぐいブランド「にじゆら」を経営されている染工場株式会社ナカニが制定しています。会社のHPには白ヘビ・白鳥・ミーアキャットが「321」になっている3月21日の手ぬぐいも掲載されていて、ちょっとシュールで可愛いデザインですよ。
鎌倉時代から庶民に愛用
奈良時代以前は布自体が高級品であり、手ぬぐいは神仏まわりの掃除に使われるものだったとか。鎌倉時代くらいから普及し始め、庶民の間でも使われるようになったそうです。使い方は、それこそ今のタオルと同じ。西洋から伝わったタオルと区別するためにも現在では「日本手ぬぐい」とも呼ぶそうです。
絵柄を楽しむようになったのは
江戸時代に鎖国をしてからは、ここに書くまでもなく日本独自の様々な文化が生まれました。手ぬぐいも単なる日用品としてだけではなく、芸術面でも注目されるように。独自の絵柄を職人につたえ、オリジナル手ぬぐいの品評会「手ぬぐい合わせ」を行うようになったそうです。手ぬぐいって、今ではタペストリーとして飾ることも多いけど、江戸時代の文化からの流れなんでしょうかね。さすが江戸っ子、粋ですなぁ。歌舞伎の絵柄なんかもあったようで。でも浮世絵はともかく、手ぬぐいだと当時のものが残っていても絵はかなり消えてしまっているんでしょうねぇ。タイムスリップできたら見てみたいものです。
今日の誕生日はこんな人
今日は小説家の江國香織さんが誕生日。手ぬぐいが出てくる話は…あったか記憶にありませんが、江國さんの本わりと好きでいろいろ読んできました。辻仁成さんと一緒に書いた『右岸』と『冷静と情熱のあいだ』は、男性側とは全く違う女性側のストーリーを書かれていて、それがなんとも女性としてはしっくりくることが多いんですよね。
さて、今日はもう1人。料理研究家の平野レミさんも誕生日です。その息子さんと上野樹里さんがご結婚されて可愛い嫁ができたわけですが。テレビで見ていても自然体で愉快な人だし、きっとご家庭でも楽しい感じなんでしょうね〜。
今日は他にもこんな日です。
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