ごいしの日
碁(5)石(14)で、本日5月14日は「ごいしの日」です。宮崎県日向市は蛤(ハマグリ)碁石の産地、那智黒碁石の産地である三重県熊野市とパートナーシップ協定を締結して、日向市で蛤碁石の製造販売を手がけるミツイシ株式会社が「ごいしの日」を制定しました。
碁石って奥が深い
囲碁はもちろん知っていましたが、碁石のことについては深く考えたことがありませんでした。
これは読んでたんですけどね。ルールは全く理解できませんでしたが。。
まずはその大きさ、同じゲームで使用するんですから同じ大きさと思いますよね?でも、実は違うんですって!白石が直径21.9mm(7分2厘)で、黒石は直径22.2mm(7分3厘)。黒の方が若干ですけど(0.3mm!)大きくなっているんですよ。なぜかといえば、白が膨張色だから。このちょっとの差をつけることで、実際の碁盤の上では白黒の石が全く同じ大きさに見えるんだって。(逆に言えば、同じ大きさだと黒が小さく見えてしまうのか)知らんかったー!
もう一つ、驚いたこと。(すみません、本当に知らなかったんですよ)上記にあるように、直径は決まったいるんですけど、厚みは決まりがないんですって。6mmから14mmくらいまでの厚さのものがあって、厚いものの方が高級品。ゆえに打った時の音の響きがいいらしい。ほー。でも、分厚いから打ちづらいんとも。よく利用されているのは、使いやすい厚みの9mm前後のものらしいですよ。
白石は石にあらず
で、もっと驚いたのが「ごいしの日」の縁となっている「蛤碁石」。ハマグリですよ。石じゃないじゃん、貝やん!
この蛤碁石、当然ながら白石にしかないんです。だって、はまぐり黒くないし。黒石は那智黒石というのが一般的で、最初に紹介したように三重県熊野市が産地としても有名だそうです。
が、なんと言っても碁石は白石。この蛤碁石は白石の中でも最高級とされていて(昔は宮崎県日向市は産地でもあったんですが、蛤が取り尽くされて枯渇、現在ではメキシコ産の蛤を加工しているようです)貝の「縞」模様でその金額も違ってくるんです。縞が細かいものは美しく、そして耐久性も高い「雪」と呼ばれるもの、縞の目が粗いものは「月」と呼ばれ金額は落ちるそうです。(ほとんど縞がないようなものは「実用」と言われ比較的安価)
例えば、ミツイシ株式会社が運営する「黒木碁石店」のオンラインショップを見ると、最高級の「雪印」50号(14.3mm)は、なんと!420万円!って、すごすぎやしませんか。た、高い。
こちらは、同じ黒木碁石店の「蛤碁石ブルーラベル」お求めやすい価格のシリーズだそうですよ。
黒石の立場といえば「白石についてますよ」的な扱いもされているようで。うーむ、なんとも切ないですけどね。こんなに白石と黒石に格差があるとは、全く知りませんでしたよ。
上から見ると黒石っぽい
本日、5月14日の誕生日は、お笑いタレント・バナナマンの日村勇紀さん。あのマッシュームヘア、おそらく上から見ると碁石にも見えますよね。先月にはフリーアナウンサーの神田愛花さんとご結婚されました。おめでとうございます!
はい、ほかには今日はこんな日でして、昨年は「けん玉の日」のコラムを書いておりますよ。
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