風邪の日

無敵なのは、横綱より病。土俵上では敵なし、というほど強かった横綱・谷風梶之介が流行性感冒（インフルエンザのこと）によって亡くなった日だそうです。1795年のことでした。相撲人気に一躍買った方のようですね。年末からインフルエンザが急に増えているそうですが、皆さんの周囲は大丈夫でしょうか？

タニカゼとは

倒れているのを見たければ風邪にかかった時に来い、そのような言葉が残されるほど強い力士だったようで、亡くなったときも現役力士で35連勝中だったそうです。谷風梶之介がかかったインフルエンザは「御猪狩風」と呼ばれていました。ちなみに年齢は44歳。男性の厄年ではありません。
相撲界では「谷風」は止め名となっており、四股名には使わない決まりだそうです。野球の永久欠番ほど明確な決まりではないようですが、敬意を込めてそうなっているのでしょうね。どんなに屈強な人でも、風邪には勝てません。鍛えることも大事ですが、風邪の予防に手洗いうがい、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠を意識しましょう。