クリスマス・イヴ
今日はサンタさんを心待ちにケーキを食べる日ではなく、イエス・キリストの誕生を祝う日・降誕記念日「クリスマス」の前日です。イヴは「前夜」という意味なので、クリスマス・イブは24日の日没後とされていますが、もはや24日全日をイヴとしているような気もしますね。また、ユダヤ暦や教会暦では日没を日付の変わり目とするため、24日の日没からクリスマスとされているようです。
ご馳走でお祝いではなく断食の日?
クリスマスが近づくと、24、25日に限らず大切な人とちょっと素敵なディナーなど楽しまれる方も多いのでは?しかし、カトリック教会は違いました!
24日は主が降誕した日の前日で、とても大事。かつて24日はご馳走どころか断食をして備える日であり、24日の日没後にはミサが行われたということです。今では断食はされていないかもしれませんけどね。以前、教会のクリスマス会へ友達と参加して、アイスをいただいた記憶もあるので。
ローマ教皇の憂い
子供はサンタさんからのプレゼントやご馳走、ケーキが楽しみだと思いますが、教会としては商業的な盛り上がりを懸念されています。「無原罪の聖マリアの祭日」(12月8日)、そしてクリスマスの間の「聖なる降誕祭を準備する期間」について、第265代ローマ教皇・ベネディクト16世は次のコメントを出されています。
現代の消費社会の中で、この時期が商業主義にいわば「汚染」されているのは、残念なこと。このような商業主義による「汚染」は、降誕祭の本来の精神を変質させてしまう恐れがある。降誕祭の精神は、「精神の集中」と「落ち着き」と「喜び」であり、この喜びとは、内面的なもので、外面的なものではない。
— 教皇ベネディクト十六世の2005年12月11日の「お告げの祈り」のことば(カトリック中央協議会)
商業主義による「汚染」って、すごい言葉ですね。。。
別の機会にも「クリスマスには聖書を読んで学ぶべき」とおっしゃっているそうです。宗教の自由もあるので過ごし方は個人の自由だと思いますが、キリスト教を信仰する方にとってクリスマスが聖なる日であることは、心に留めおかれてはいかがでしょう。
サンタはキリスト教の関係者なのか
ところで商業的な盛り上がりの一端は、サンタも関係しているのでは!あれ、でもサンタクロースは教会の関係者じゃないの?What,サンタの立ち位置!
Wikipedia先生によると、サンタの服は司祭服からきているとか。ドイツの古い伝承では、サンタは双子で、ひとりが性格の良い聖ニコラウス(サンタのモデル!)、もう一人が性格の厳しい人。街を練り歩いて良い子にはプレゼントを、悪い子にはおしおきをしていたとか。各国でさまざまな伝承があるので、現在のサンタはいろんなものが混ざった姿なんでしょう。病気の子供のところへ、サンタがプレゼントを持ってやってきたという話も残されているようなので、その話はキリスト教の慈善活動的だなとは思います。サンタとキリスト教は、どこかでやんわりと繋がっていたのかもしれません。ふわっとした締めですみません。
クリスマスの過ごし方が気になる人
今日はアイドルグループ嵐のメンバー・相葉雅紀さんが誕生日です。先日「交際5年か?」的なニュースを見まして…実際のところどうなんでしょうね。お仕事が忙しいとは思いますが、誰とクリスマスを過ごすのか気になるところです!
今日はほかにもこんな日です。
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ローマ教皇のコメントをのせましたが、とはいえ恋人と過ごす文化も根強いですね。。