12月23日は東京タワー完工の日


東京タワー完工の日

今から59年前の今日、12月23日。東京のシンボル「東京タワー」が完成、その完工式が行われました。東京タワーの高さってもちろん知っていますよね、そう、333メートル。当時は世界一のタワーだったんです。
ちなみに、現在の世界一の建造物は、ドバイにある「ブルジュ・ハリファ」。その高さは826メートルだそう、ひえー。そんなに高くて途中でポッキリ折れたりしないんでしょうか?

東京タワーを建てた人

は、工事現場のおっちゃんかもしれないですが、僕の言いたいのは設計した人。彼こそが日本の「塔博士」と呼ばれた内藤多仲(ないとう たちゅう)さんなのです。
さて「塔博士」と呼ばれるくらい、他にはどんな塔を設計したのかと言えば、

・名古屋テレビ塔
・二代目通天閣
・別府タワー
・さっぽろテレビ塔
・博多ポートタワー

ですって!確かにすごい。これは塔博士だわ。いやぁ、日本の都市の風景を変えてきた方なんですね。素晴らしい!ビルよりも塔の方が、街の景色の中では印象的ですよねー。

内藤多仲さん、他にも「耐震構造の父」とも呼ばれていたんですって。旅行中、トランクの仕切り板を外して積んだ時にトランクが壊れてしまったことにヒントを得て、耐震構造理論を考案したとのこと。なんて賢いのだ。
関東大震災が起こった際、通常の鉄骨造のビルは大きな被害を受けた中、この理論で作られた耐震壁構造のビルは無事だったそうですよ。地震大国日本では、耐震って本当に重要ですよね。

タワー―内藤多仲と三塔物語 (LIXIL BOOKLET)

東京出身の小説家

東京タワーが完成してからちょうど2年後、小説家の宮部みゆきさんが生まれました。残念ながら(おそらく)東京タワーを題材とした作品は内容ですが、東京が題名に入った作品はありましたよ。「東京下町殺人暮色」興味のある方は、ぜひ。
はい、他にも今日はこんな日でしたよー。

東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

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