4月16日はエスプレッソの日


エスプレッソの日

今日は珈琲を飲むならぜひエスプレッソを。1906年ミラノ万博で初めて「エスプレッソ」と表記されて以来、世界で親しまれるようになりました。そこから記念日になっているらしいです。ところでエスプレッソって、どんな珈琲?

エスプレッソのレシピ

20年ほど前に、改めて「イタリアンエスプレッソとは何か」ということで定義が決められたそうですよ。淹れ方や量などは以下の通り。
・コーヒー粉の量 7g±0.5g
・ 抽出圧力 9気圧±1気圧
・ 抽出時間 25秒±5秒
・ 抽出されたカフェの量 25ml±2.5ml
・ 抽出されたカップ内の温度 67℃±3℃
・ 5種類以上をブレンドした豆で抽出
気圧とか、、もはや素人にはこの数字をどう活かすべきかわかりません。助けて、バリスタさん。

エスプレッソ誕生にはナポレオンが影響?

エスプレッソはデミタスカップという小さなコーヒーカップで楽しむもの。そもそも何故小さなカップで少量を楽しむかというと、ぶっちゃけコーヒー豆不足だったからー!そんな理由かーい!というのも1800年代にフランスの軍人ナポレオンによって大陸封鎖例が出されたことが間接的な理由。イギリスは産業革命中でとっても工業が盛んな頃。それに目をつけたフランスが、「フランスと通商しなさ~い」と圧力をかけたばかりに、周囲の国からも自国民からも反発されます。そんなこんなでコーヒー豆が不足。
すでにカフェ文化が根付いていたイタリアも、豆がないとやっていけん・・と潰れるお店がたくさん。そんな中でカップを小さくして使う豆の量も減らし、価格も下げて、なんとかお店を続けようとしたのが、イタリアの「アンティコ・カフェ・グレコ」。このスタイルが受け入れられて、イタリアやフランスに広まったとか。ちなみにこのお店、今でも営業しているらしいです。イタリアでは、歴史あるお店が今もたくさん現役で営業しているみたい。将来行く機会があったら、足を運んでみたいなぁ。

イタリア発の味わい方

私が初めてエスプレッソを飲んだのは、シアトル発の某有名コーヒーチェーンにて。何も知らずにブラックで飲んだので苦々しい思い出となりました。。イタリアでは、こんな風に楽しむのが主流みたいです。
・セットで出されるお水は珈琲より先に飲んで、口の中をリセット
・エスプレッソに砂糖をたっぷり入れる
・30回くらいスプーンまぜまぜ
・冷めないうちにさっと飲む
砂糖を入れてからしっかり混ぜると、味が変わるんだそうです。最初から知っていれば…!私のようにエスプレッソに不慣れな方は、よければお砂糖&スプーンまぜまぜをお試しくださいませ。

今日はサイレント映画で有名な人が誕生日

1889年、イギリスの俳優チャーリー・チャップリンが誕生しました。この頃にはすでにエスプレッソの存在は広まっていたはず。傍らにはステッキとハットを置いて、エスプレッソを飲む姿も絵になりそう。映画でもそうやって出ていそうですね。
映画つながりで、今日は映画『となりのトトロ』劇場公開がされた日でもあるみたいです。今日は日曜日ですから、エスプレッソを味わいながらトトロを観てはいかがでしょう。
今日はほかにもこんな日です。

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