5月28日は花火の日


花火の日

夏の風物詩である花火が、1733年の今日、川開きの日にあわせて初めて打ち上げられたと言われており、そこから記念日とされているようです。川開きを始めたのは徳川家8代目・徳川吉宗。大飢饉とコロリ病(コレラ)による死者の霊を慰め、悪霊を退散を祈願する水神祭だったそうです。ちなみに8月1日も花火の日といわれるようで、戦時中に禁止されていた花火が戦後初めて解禁になった日のようですよ。

花火鑑賞は平和の証

日本で花火が親しまれるようになったのは、江戸時代。最初に見たのは徳川家康といわれているそうです。多くの方がご存じのとおり、花火には火薬が使われています。織田信長が生きていた戦国時代にポルトガルから火縄銃が伝来し、江戸幕府が開かれて世の中が落ち着くまで、火薬は戦場で使われるものでした。徳川家が幕府を開いてしばらく経った1612年、銃を使う機会もなくなり、火薬は花火に使われ始めます。当時は打ち上げではなく手筒花火だったようですね。そこから江戸では花火が大流行したそうですが、火事も多くて禁止令が出たこともあるとか。その後、花火が禁止になったのは、第二次世界大戦中。金物もすべて回収されていたような時代ですから、火薬なんてもちろん貴重ですよね。花火を鑑賞できるというのは、平和な証なんだなぁと思います。

「た~まや~」は花火師の屋号

花火を観ながら「た~まや~」と声をあげるのを聞いたことがあるでしょうか。江戸時代に有名だった花火師の屋号であり、玉屋と鍵屋が2大屋号だったのか「た~まや~、か~ぎや~」と人々に呼ばれていたとか。もともと鍵屋の創業者は江戸時代に花火を広めたひとりだったようで、玉屋を創業した人は鍵屋で修行していて主から独立を認められて玉屋となったようです。個人的には「た~まや~」しか聞いたことなかったので、玉屋はけっこうな腕だったのでは。出藍の誉れ、という感じでしょうかね。花火を見ながら声掛けする際は、ぜひ両方とも呼んでみてください。

今日の誕生日はこんな人

今日の誕生日は村上ショージさん。出藍の誉れ、目指してがんばってください。今日は若槻千夏さんも誕生日です。テレビにたくさん出ていた頃より、今のほうがモデルとして活躍するなど人気も高いようですね。そして、今日はもうひとり、黒木メイサさんも誕生日です。不思議とみなさん、花火が似合う雰囲気だな。やっぱり暑くなってくる季節にうまれると、夏の雰囲気を持っているんでしょうか。にこっと爽やかに笑う人が多いような気がします。
今日はほかにもこんな日です。

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