だがしの日
小学校の帰り道、よく買って帰ったよなぁ。さて、3月12日は「だがしの日」です。「DAGASHIで世界を笑顔にする会」が制定しました。
この「DAGASHIで世界を笑顔にする会」、中心となっているのは岡山県瀬戸内市の卸業者の株式会社大町。協賛企業は2017年2月現在で120社、例えば「うまい棒」のやおきん、「タマゴボーロ」の岩本製菓、チロルチョコなどの日本を代表するお菓子メーカーがずらり。この3月12日は「だがしと笑顔の交換日」として岡山ではイベントも開催していますよ。
なぜゆえ、今日は「だがしの日』?
はて、なんで3月12日?「だがし」で語呂合わせでもなさそうですし。で、調べてみるとこの日はお菓子の神様である田道間守(たじまもり)公の命日だということ。それが、景行天皇元年3月12日らしいんですよ。何?その年号。どうやら西暦でいうと71年なんだって。歴史ってすごいね、こんな記録も残ってるんだ。と感心。
で、田道間守公はなぜ、お菓子の神様かっていうと。簡単に説明を。
田道間守公は当時の天皇である第11代垂仁天皇に、不老不死の理想郷「常世国」にあるという「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を探すように命じられます。はい、わかりましたと遥か遠く(中国南部からインド方面らしいですよ)の地を何年もかけて(文献によって、9年とか、10年、14年などと書いてあるみたいで、実際はどうなんでしょうね)歩き回り、やっとの事で「非時香菓」を見つけて、ようやく日本に持ち帰ります。しかし、田道間守公が戻る約半年ほど前に垂仁天皇は崩御されていたんですね。なんてこと!と嘆き悲しんだ田道間守公は、持ち帰った「非時香菓」の半分を大后に献上し、もう半分を墓前に捧げてその場を去ることなく数日間絶食し、亡くなったそうです。はい、それが3月12日なんですね。なかなか重たい話です。
「非時香菓」とは、現在の「橘」みかんの原種のこと。昔は、果物のことを「果子・かし」って言ったんですって。そんなこんなで、田道間守公はお菓子の神様、ん?果物の神様ではないのですね。呼び方優先か。
どうして菓子に「駄」がつくの?
まぁ、駄菓子ですよ。駄菓子。
今では、駄菓子屋さんは街では見かけなくなってしまったけど、大型スーパーやショッピングセンターには駄菓子コーナーもあって、昔から変わらないお菓子も並んでますよね。小学生の頃、僕が好きだったのは、味カレーや、チョコバット、もちろんうまい棒も買ってたなぁ。あ、キャベツ太郎とかも。
で、なぜ「駄菓子」と言うかと言えば、高級な「上菓子」の対称として名付けられたそう。江戸時代に雑穀や水あめを材料に作ったのが始まりだそうです。当時は安いということもあって、一文菓子とも呼ばれていたそうですよ。かりんとうやカルメ焼き、金平糖などは、その頃から作られている伝統的な駄菓子です。
チャラーン!こん平でーす!
金平糖、といえば本日の誕生日は、林家こん平師匠。言わずと知れた「笑点」メンバーの一人ですが、現在はご病気で療養中。「チャラーン!」っと元気な姿を早く見せて欲しいですよね。漫画家の上條淳士さんも本日が誕生日。小学生の頃、熱中して読んでましたよ!「To-y」、もちろん駄菓子を食べならがね。
他にも、1894年には瓶詰コカ・コーラの販売が始まったそうな。駄菓子とコーラ、相性いいですよね。コーラはやっぱり瓶がいいよなぁ。
他にも今日はこんな日でしたよ。
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