生姜の日
本日6月15日は「生姜の日」です。制定したのは、株式会社永谷園。お茶漬けやすし太郎のイメージしかないですけど(僕だけ?)同社は生姜の研究や商品開発も行っているとのことで、生姜の魅力を伝えるべく、この日を制定しましたとさ。なぜ、今日か?それがちょっと興味深いのですよ。
こーいう商品を作ってるんですね、永谷園さん。
「はじかみ」って知ってる?
生姜が中国から日本にやってきたのですが、その頃は「はじかみ」って呼ばれていたんだそうです。これ、古事記にも登場するんですって。で、ややこしいのが古くから「山椒」も「はじかみ」って呼ばれていたようで。
じゃあって、混同を防ぐために「生姜」のことを「くれのはじかみ」と呼ぶようになったとか。諸説あるのですが「くれ」とは「呉(ご)」=「中国」のことらしいです。なるほどね。
で「はじかみ」ってどんな意味といえば、「歯で噛んで、辛いもの」って説があるとのこと。へー。まぁ、確かに山椒も生姜も辛いよね。「歯で噛んで」はわかるけど「辛いもの」の要素は「はじかみ」に見えないんですが、、まぁ、よしとしましょう。
ちなみに、焼き魚の上によく乗っているこれ。「はじかみ」と言いますよ。生姜だしね。
で、なんで6月15日なのよ?
まぁ、詳しくはこちらをご覧いただければと思うのですけど。かいつまんで、説明を。
奈良時代、加賀国で雨が降らず草木は枯れて、人々の渇死するということがあったそう。そんな時にある神社で雨乞いをする人が現れ、断食して37日目の満願日。なんと、神社近くから霊水が湧き出てきたんですって!(雨じゃない!)それで、人々は助かりましたとさ。というお話。
村の人たちは「そんなありがたい神社にはお供えを」と考えましたが、干ばつが長く次きまともなものがない。そこで、見つけたのが、干天下に自生する生姜だったんです。それをお供え物をしてお祭りをしたのが、6月15日だったとのこと。お分かりですね。
はい、長くなりましたが、これが「生姜の日」の日付の決め手になった出来事です。
で、この神社を「波自加彌神社」といい(日本で唯一香辛料の神様をお祀りする神社だそうですよ)、毎年6月15日に「はじかみ大祭」が行われているとのことです。ご興味のある方は是非。式典が終わった後には、特製の「しょうが湯」の振る舞いもあるとのこと。
ガーキ大将ぅー!
本日6月15日の誕生日は、永遠の10歳!ジャイアンこと剛田武くん。(設定は1964年生まれなので、今日で54歳かぁ、ジャイアン・・・)そして、2018年の今日は金曜日!ということは「ドラえもん」の放送日なのであります。てことで、今日はジャイアンが主役の2本立てが放送されるとのこと。
もう、しょうがないねぇ。今日だけだよ。ってことで、お後がよろしいようで。
はい、6月15日はほかにもこんな日で。昨年は「オウムとインコの日」を紹介しましたよ。
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