良いきゅうりの日
本日も語呂合わせ、419で「良いきゅうり」。はい。4月19日は「良いきゅうりの日」です。JAあいち経済連の「西三河冬春きゅうり部会」が制定しました。冬でも割と暖かく豊富な日射量、そして高い栽培技術により生産されるこの地域の美味しいきゅうりをアピールするのが目的だそうです。
この「西三河冬春きゅうり部会」、きゅうりを通したいろんな活動をしているそうです。例えば、こんなこと。キリンときゅうりを掛けた(?)オリジナルのキャラクターまで作ってるんですねぇ。LINEでも「きゅりん。」の三河弁スタンプを販売しているそうなので、興味のある方はこちらもぜひ。
「胡瓜」?「黄瓜」?
キュウリは紀元前120年頃にシルクロードを経て中国へ入ったと言われています。で、日本では「胡瓜」と書きますよね。「瓜」はウリ科の野菜であるから、「胡」は中国では西方の異民族由来のものを示す言葉で、それに由来し「胡瓜」となったのだとか。しかし、時代を経て中国では「胡瓜」を「黄瓜」と呼ぶように。その理由は・・・。
私達が現在食べているキュウリは開花後10日ほどの未熟果。しかし、昔は今よりも時間をかけて大きな育てたキュウリを食べていたそうです。熟したキュウリは黄色になるので、黄色い瓜で「黄瓜」、そこからキュウリと呼ばれるようになったんですって。なるほどー、そうだったのか!
キュウリ人気は江戸幕府から
キュウリが中国から日本に伝わったのは10世紀以前。しかし、一般的に食されていたわけではなく薬用として用いられている程度だったんですって。薬用?パックとか・・じゃないよね?
で、キュウリが日本で普及し始めたのは江戸時代後期から。江戸時代になると、有機物が発酵する熱を利用し、油障子紙で保温することで早出し栽培が可能になります。それは初物好きの江戸っ子を喜ばせ「初物野菜」は幕府への献上物に、そして賄賂にも使われるようになったのです。
そのため、風紀の乱れを抑えるために幕府は特定の野菜の早出し禁止令を出します。当時一般的だった「シロウリ」「マクワウリ」は対象になるものの「キュウリ」は対象外に。それ以降、キュウリ栽培は奨励され、大名たちの「初物好き」と相まって各地に普及、特徴的な品種も増えていくことになりました。
そうそう。ちなみに、武士はキュウリを輪切りにして食べなかったと言われています。その理由は「切り口が葵の御紋に見えるから」なんだって。たしかにー。個体差はありますが、そう言われると似ている気もしますよねぇ。
きゅうりは美容にもいいそうですよ
本日4月19日の誕生日は、タレントの坂下千里子さん、小嶋陽菜さん。そして、テニスプレーヤーのマリア・シャラポワさん。
美容に気を使ってそうなみなさんですが、きゅうりパックってやったことあるんでしょうかね?
はい、他には今日はこんな日で。昨年は「食育の日」を紹介しましたよ。
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