8月7日は自分史の日


自分史の日

自分史かぁ、今はまだ必要ないけど、あと数十年したらそういうのも残したくなるものなのかなぁ。と、本日8月7日は「自分史の日」。一般社団法人「自分史活用推進協議会」が制定しました。
かけがえのない人生体験を自分史という形で「話し(8・7)」伝えていくことの大切さを思う日だからだそうです。ふーむ、やや強引。

人生の節目に自分史を

ってことなんでしょうね。定年退職や古希や米寿などの節目、結婚記念日ってのもあるんですって。もちろん自分の過去を思い出してコツコツと書いていくこともできますが、最近ではいろんなサービスがあって誰かにアウトソーシングできるそうですよ。
例えば、

新聞社が提供するサービスもあるんですね、プロ記者が書いてくれるのはちょっといいかも。朝日新聞社読売新聞社も行っていますよ。他「わた史」ってサイトもありました、駄洒落ってどうかと思ったけど、とてもしっかりしたサイトです。完全に取材して原稿も書いてもらうサービスや、自分で書いたものをチェックしてもらうなどもできるよう。

動画で自分史

あ、あれも自分史だったんだ!って今気が付きました。うちの父親、今年の1月に亡くなったんですが、ビデオが趣味だったんですよ。自分の家族の動画はもちろん、市からの依頼で公共のイベントの撮影なんかもしていたんですよね。で、亡くなる10年ほど前から自分の若い時の写真から孫が生まれて成長するまでの写真や動画を取り込んで、コツコツと編集しておりました。(思い立っては何度もバージョンアップをしていましたね)定年退職してほぼ毎日パソコンの前に座りっぱなしで動画編集三昧。
で、その出来上がった動画をDVDに焼いて、入院する時に託されたわけですよ。「死んだら葬式で流してね」って。ホント動画バカだな、と若干小馬鹿にしていた感はあったんですけど、実際に父親が亡くなって葬儀で流すと、やっぱりちょっとジーンとくるものがありました。
自分史は読むのが大変だけど、動画ってちょっといいなぁ、って思っちゃいました。ちょっと見直したよ、父さん。

そんな動画を作ってくれるサービスもあるそうですね。こことかこことか

今読んでいる本も、偶然自分史っぽいぞ。

先日から読み始めた小説。宮本輝さんの「オレンジの壺」。偶然にも自分史をベースにしている話。亡くなった祖父の日記(厳密に言えば自分史ではないのですけどね)を読み、祖父の足跡をたどるようにフランス・エジプトへ。まだ読了していませんが、自分に近しい人だけど、自分とは違う人生を深く考えるってなんか不思議な感じなんだろうなぁ、と実感しています。
僕もこれから、もっとドラマチックな自分史が書けるように、頑張らないとなぁ。

新装版 オレンジの壺(上) (講談社文庫)

自分史漫画家が誕生日

本日8月7日の誕生日は、漫画家でありエッセイストでもある内田春菊さん。「私たちは繁殖している」なんて、まさに自分史だよなぁ、それが人生の一部であっても。自分の生活や考えを作品にできる表現者って偉いねぇ。
他にも、司馬遼太郎さんの誕生日でもありました。「竜馬がゆく」では坂本龍馬を、「燃えよ剣」では土方歳三の生涯を描いています。史実に基づいてはいますが、フィクションであり自分史とは呼べないですけど、人の歴史を書くってすごいことですね。
はい、他にも今日はこんな日でしたよ。

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