6月4日は蒸しパンの日


蒸しパンの日

「6」と「4」の語呂合わせ記念日は、結構いっぱいあるんですよ。武士の日や、水虫治療の日、虫歯予防デー、蒸し豆の日や蒸し料理の日。もちろん、虫の日も。そんな中、本日6月4日のコラムに選んだのは「蒸しパンの日」であります!
北海道札幌市の日糧製パン株式会社が制定しました。25年以上のヒット商品「チーズ蒸しパン」で有名だそうです、がしかし、僕は乳製品が食べられないので、全く知らなかったんですけどね。ごめんなさい。

蒸しパンは、パンなのか饅頭なのか問題

蒸しパンって言いますが、なんだかちょっとパンとは違うイメージですよね。パンに定義があるかは疑問ですが、一般的にパンとは、

小麦粉やライ麦粉などに水・酵母(イースト)を加えてパン生地(en:dough ドウ)にし、それを焼いた食品を指す。

と、Wikipediaの人は申しております。であれば、イーストを使わず、発酵させない蒸しパンは、果たしてパンなのか?と思いますよね。

歴史的には古代に発明されたパンは、ヨーロッパから中国大陸へ広がっていき、生地を発酵させないまま蒸したものや、発酵させてから蒸した「マントウ」という食べ物が定着していきました。で、これに餡を入れて、いわゆる「点心」、肉まん的なものになっていくのです。これが中国の粉食文化の始まりとのこと。そして、そんな食べ物が日本へ伝わったのが室町時代の頃だそうです。
中国では一般的に、餡を詰めた蒸しパンを「包子」と言い、中身のないものを「マントウ」と呼んでいました。しかし、日本に伝わった時に中身が入っているのに「マントウ」=「饅頭」って呼ぶようになったんですって。あー、やっぱり、饅頭じゃん!蒸しパン。

今の蒸しパンは饅頭にあらず(多分)

明治に入ると、本来のパンの製法が確立されて饅頭っぽいパンは姿を消していきました。その代わり、重曹を使い生地を発酵させず、蒸し籠に入れて蒸しパンが作られるように。第二次世界大戦後には、小麦粉とベーキングパウダーが原材料となり、今の蒸しパンのようなイメージに。

で、これ知ってます?ロバのパン。昭和30年ごろからは、ロバ(実際は木曽馬っていう小さな馬でしたよ)に荷台を引かせて販売する「ロバのパン屋」が一斉を風靡したんですって。僕の子供の頃は、ロバじゃなくて軽トラックに変わっていたけど「♪ロバのパンだよ、チンカラリーン♪」って、町内を回っている蒸しパン屋さんが来ていましたね。あー、懐かしい。
最近では、小麦粉とベーキングパウダーの代わりに、ホットケーキミックスで作る手軽な蒸しパンも流行ってるみたいで、さすがにこれじゃあ、饅頭ってイメージはないですね。

蒸しではなくて、虫を食べる?

本日、6月4日の誕生日は、女優のアンジェリーナ・ジョリーさん。彼女、蒸しパンじゃなくて、まんま「虫」食をべちゃう昆虫食が全く平気なようで。ネットで検索するとワンサカ出てきますので、興味のある方は是非。閲覧注意ですけど。彼女の子供も虫大好きなんですって。えぇ、食べる方が。ひえー。
まぁ、食糧危機な時代が来ると言われる今後は、そんな昆虫食も考えなくてはいけなくなるのかもしれませんけどね。うーん、ちょっと嫌ですけどね、個人的には。。
さて、ほかにも本日はこんな日でしたよ。

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