教師の日
1994年、ユネスコが10月5日を世界教師の日に制定。日本でも普及させようと「教師の日」普及委員会が啓もう活動を行うようです。いつも子供たちのために頑張っている先生を、社会全体で応援しましょう!
私のまわりにも何人か小学校、中学校、高校の先生がいて、それぞれ大変な話を聞いています。朝早くから夜遅くまで働き、休日も部活。職場によっては若い先生に仕事が偏るなど、労働環境もさらに過酷なケースも。なぜそんなに頑張れるのかと言えば、好きだからなんでしょうかね。ありがとう、先生たち。
個人的なエピソードですみませんが。
中学3年の頃に後悔した出来事が、今でも文章を書く原動力のひとつになっています。
当時、本好きな私の個性をのばそうとしてくれた担任の先生が、合唱コンクールのクラス紹介文を考える人に任命。各クラスが歌う前に、それぞれの曲紹介をしてから歌うことになっていたので、その文章を考える役目です。注目されるのが苦手な私は、文章は考えるけどコンクールの場でしゃべるのは別の人にお願いしたい、と言って決まりました。
うちのクラスの合唱曲は『聞こえる』という曲でした。いろいろと聞いて調べるうちに、その曲が「ベルリンの壁崩壊などをうたっていると聞いた」という情報を入手。でも当時はインターネットも普及しておらず、音楽の先生に相談しても「そんな話は知らない」で終了。結局まともな曲紹介ができず、歌唱力も強くなかったうちのクラスはぱっとしませんでした。でも、歌詞は確かに歴史的な事実も含まれていそうなものなんですよ。
鐘が鳴る 鳩が飛び立つ 広場を埋めた群集の叫びが聞こえる 歌を 歌をください
陽が落ちる 油泥(ゆでい)の渚 翼なくした海鳥のうめきが聞こえる 空を 空をください
歩み寄る手に手に花を 歳月こえて壁越しに「歓喜の歌」が聞こえる 夢を 夢をください
こだまして木々が倒れる 追われて消えた野の人の悲しい笛が聞こえる 森を 森をください
(一部抜粋)
うちのクラスは歌声は小さ目でしたが、調和は取れているという評価でした。曲ももともと静かな雰囲気なので、紹介のしかた次第では聴こえ方が随分ちがったはずです。その後悔が今も胸にあって、「この言葉はベストなのか?」と考える原料力につながっています。その経験をくれたのは、他でもない担任の先生でした。ありがとう。
霊長類最強の女子、誕生
今日はレスリング選手の吉田沙保里さんが誕生日です。五輪4連覇は逃して涙を流されていましたが、彼女はアスリート代表として日本を背負っていたわけで、その姿がまさに教師そのものといった感じではないでしょうか。勝利の喜びで恩師を肩車する姿も印象に残っており、その方もまた素敵な方なんでしょうね。これからのご活躍を応援しています。
今日はほかにもこんな日です。
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