三十三観音の日
3月3日はひなまつり。お雛様に三人官女に三十三観音が…え、観音さま?「三十三観音の日」は、全国各地で行われる三十三観音巡りを盛り上げていこう!と三十三観音ネットワーク会議が制定しました。ライバル「ひなまつり」の印象強すぎる。広まるかな。。
三十三観音とは何ぞや
そもそも観音さまとは、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)のこと。観音さまは救いを求める人の心に応じて姿かたちを変えるようで、三十三の化身を祀ったのが三十三観音です。立ったり座ったり、蓮の花に乗っていたり、いろんな姿の観音さまが各地に祀られています。この三十三観音にご挨拶してまわるのがお遍路さん。心が癒されて落ち着くと、私の祖父母が一時お遍路の旅にハマってました。
でも何で三十三?仏教は古代インドの神話に影響を受けており、そこでは神様が33人いらっしゃることから、三十三という数字に意味があるらしいです。とても奥が深い世界なので、理解が浅い私の説明が違っていたらすみません。
巡礼を始めたのは約1300年前
三十三か所を巡礼するのは日本国内でも複数の地域に存在します。が、その中でも日本最古とされる関西エリアの「西国三十三所」を始めに説いたのは、開山徳道上人という方のようです。かつて開山徳道上人さんが一時的に仮死状態となったとき、閻魔さまから告げられた言葉や授けられたものがあり、そこから始まったそうで。その最初のお告げが718年なので、来年の2018年で1300年になります。
三十三所巡りは閻魔さまの改善策
さて、開山徳道上人さんが閻魔さまに言われた内容。わかりやすいようラフな表現で書いてみます。
「ちょっと~、最近、悪さして地獄に来る人が多くない?どうなってんの。もうさ、三十三所を巡礼して功徳が得られるよう、観音さまのことや慈悲の心について広めてといて。起請文と宝印を渡すからさ。あ、三十三の宝印おさめる場所は決めてね。三十三所のご朱印を集めたご朱印帳が極楽行きのパスポートってことで。あとはよろしく。」
だいたい、そんな流れです。閻魔さまって舌を抜く怖いイメージしかないけど、人々を救おうとしたのは他でもない閻魔さまっていう驚き。そして閻魔さまに会っても現世に戻ってこられたことへの驚き。え、ソコつっこんじゃいけない?信心が足りませんか。すみません。三十三所巡るべきかな。
誕生日にちなんで電話をかけよう
1847年の今日はアレクサンダー・グラハム・ベルさんがうまれた日。電話機を発明された方です。三十三所巡り、最近は代行サービスもあるみたいなので、気になる方は一度調べてお電話を。
今日はほかにもこんな日です。
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