カレンダーの日
「今日は12月2日ですが、明日は1月1日にします」って言われたらビックリしますよね。そんなことが、今から144年前、明治5年に起こったんですって。それは、太陰太陽暦からグレゴリオ暦(太陽暦)への切り替え。実際は明治5年11月9日に宣言されて、その23日後に改暦となったそうです。というわけで、明治5年、太陰太陽暦であれば12月3日が1月1日となったことから、本日12月3日が「カレンダーの日」というわけです。なるほどー。
全国団扇扇子カレンダー協議会と全国カレンダー出版協同組合連合会が制定しました。
太陰暦と太陽歴、太陰太陽暦
今の暦は太陽歴、その名の通り太陽を基準にしたもの。太陽は地球の周りを365.2422日かけて回るので、閏年で調整しつつ1年を365日もしくは366日としています。
対する太陰暦は月が基準、月の公転周期は27.32日ですが地球も公転しているので、満月の周期は29.53日。太陰暦は月の満ち欠けで大体の日付がわかるのはメリットですが(「今日は三日月だから、3日じゃん!」みたいな)、デメリットは何と言っても毎年少しづつ季節が変わってしまうこと。月の周期が29日(もしくは30日)となるので、太陽が一周する365日と比べると11日年間でずれてしまうのですよ。12月は冬なのにいつの間にか夏になっちゃうと微妙ですよね。
そんなわけで、できたのが太陰太陽暦。数年に一度、閏月として13月を設定して季節を調整するのです。明治5年まではこの太陰太陽暦を使用していたんですね。いやぁ、今の感覚で言えばややこしい感じがしますけど、それが当たり前だったんだよなぁ。
本日「カレンダーの日」由来の、明治6年1月1日(旧暦では12月3日になるんですね)に太陽歴となり、諸外国と日付の持ち方を揃えることで外交的にも足並みがそろったそうですよ。
カレンダーと言えば写真かな
というわけで、本日12月3日の誕生日は写真家の篠山紀信さん、で、撮られる側としてはタレントの壇蜜さんも誕生日。もちろん2018年のカレンダーも発売中ですよ。ふむふむ。
他にも、今日はこんな日でもありましたよ。
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