ホコ天記念日
略すと何かの天ぷらみたいな歩行者天国、警視庁による「人間性を取り戻す政策」なんだそうです。なんだか物々しい。。1970年のこの日、銀座・新宿などで一部自動車の交通を遮断してホコ天が実施されたことから、記念日とされています。が、全国初のホコ天は1969年に実施された北海道旭川市の「平和通り」であり、こちらが発祥の地と言われています。
自動車により人間性が薄れていた時代
ホコ天によって何故、人間性を取り戻せるのか?そもそもホコ天が実施された1970年頃がどんな時代だったかというと、自動車が普及したことで死亡事故が増えて深刻な問題となっていたそうです。そこで死亡事故が最も多かった1970年に銀座・新宿・池袋・浅草の限られた区間のみ、交通規制が行われたとか。自動車によって平穏な日常が危険にさらされていたので、自動車がなかった頃の天国みたいに平和な道路を一時的に設けて、人間性を取り戻そうってことだったんでしょうかね。そう考えると、江戸時代以前は歩行者にとっての天国だったのかなぁ。でも道の整備がされてなかったところもあるでしょうから、歩きやすいのは現代でしょうね。
ホコ天きっかけの竹の子族
1980年代に入ると、曜日や期間限定のホコ天でいろんな文化がうまれます。そのひとつが竹の子族。これを書いている私はリアルタイムでは知らないのですが、野外で音楽に合わせて踊っていた人々の総称だそう。派手な衣装を身に着け、ディスコサウンド等に身を任せて…というのが若者のあいだで流行したといろんなところで紹介されています。
竹の子族の生みの親として有名なのが、大竹竹則さんという方。『ブティック竹の子』というお店のオーナーで、竹の子族が着ていたような色鮮やかで特徴的な衣裳を販売されていたようで、そこから竹の子族というようになった説もあるそうですよ。ともかく若者文化が発信される場となり、ホコ天の「人間性を取り戻す」目的は果たされたというところでしょう。
竹の子族が似合いそうな人が誕生日
はい、ただの勝手なイメージですよ、年齢的には違うと思いますよ、と前置きしたところで。今日はお笑い芸人の友近さんが誕生日です。1973年生まれですから、竹の子族ではなかったんじゃないかと思いますが、芸風を考えると竹の子族っぽい特徴的な衣裳や派手なメイクも似合いそうです。
今日はほかにもこんな日です。
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友近さんプロデュースの演歌歌手も素敵ですよね。