小さな親切運動スタートの日

「小さな親切を、勇気をもってやってください」1963年、当時の東京大学・総長が卒業式でそう語ったそうです。その話に感銘を受けた人々が設立したのが公益社団法人「小さな親切」運動本部であり、その発足日が記念日とされています。みなさん、小さな親切、してますか？

記憶に残る親切

個人的な話で恐縮ですが、記憶に残っている親切は妊娠中のできごとです。もうかなりお腹が大きな頃、家族と2人で歩いていた時のこと。私は小さなリュックを背負い、妊婦マークを付けていました。
家まであと200mくらいかな～というところで雨が降ってきて、2人とも傘を持っておらず急ぎ足で帰ろうとしていたところ、後ろから声が。「これ、よかったら使ってください。風邪ひいたら大変なので」と見知らぬ男性がビニル傘を差し出してくれるではありませんか！いやでも本当に家近くだし、小雨だったので大丈夫だと言いましたが、「いや使ってください」と手渡され、男性はカバンを頭に掲げて足早に去ったのでした。紳士！いつか私も親切の恩返しを誰かにしようと思った出来事です。