歩道橋の日
本日、4月25日は「歩道橋の日」。日本で初めて歩道橋が完成した日を記念して制定されました。それが1963年の4月25日、大和ハウス工業が建設した大阪駅前の歩道橋が日本初とされて、今日のこの日となったのですが、実は4年前に歩道橋は存在していたようなのです。ナント!
日本初は今日じゃなかった!?
ちょいちょいとネットで調べると結構すぐに分かるのですが、さすがに54年前ではそうはいかなかったんですよね。でも、もうちょっと調べたほうがいいのでは、と思いましたよ、さすがに。
本当の日本初の歩道橋は、1959年6月27日に設置された「学童専用陸橋」、愛知県清須市西枇杷島町にありました。東海圏の人以外はあまりわからないかと思いますが、西枇杷島町は名古屋市に隣接した街、東海豪雨で大きな被害を受けた街としても有名。あとは、カレーハウスCOCO壱番屋の1号店もあり、カレー好きの聖地として全国から訪問される方もいるようですよ。
本当の日本初歩道橋
そんな西枇杷島町、歩道橋ができた理由はやはり交通事故。急激に発展した車社会、交通事故が深刻な問題に。実際、現在の県道67号名古屋祖父江線(旧国道22号線)では、毎日必ず1件は交通事故があるほどの危険な道路だったそうです。しかも、近くに小学校があるため児童はこの国道を渡らねばならず、1957年に生徒が事故により重傷を負ったことをきっかけに歩道橋の設置を決めたそうです。だから名前が「学童専用陸橋」なんですね。ほうほう。
そして約50年、老朽化のために取り壊しが決定。小学校の生徒やその卒業生などが渡り納め式をした後、2010年4月10日に取り壊されました。もちろん、新しい歩道橋も作られ「西枇っ子歩道橋」と命名。で、撤去された歩道橋は翌年2011年に名古屋大学構内の橋梁研究施設を設けて、そこに移設されたんですって。ここで、橋を点検する技術を研究したり、技術を伝承する教材にするそうな、へぇ、すごいですねぇ。
取り壊されたとなると、どんな歩道橋か見てみたいですねぇ。と調べてみたらありました。橋マニアの方のブログでしょうか。綺麗な写真がたくさんありましたよ。
ほかにも今日はこんな日
さて、安全への橋渡しを記念する本日ですが、ちょっと怖いことに「ギロチンの日」でもあるんですよ。1792年4月25日にフランスでギロチンが実用化されたそうです。実用化って、、考えると怖いなぁ。しかし、そもそもこのギロチン。処刑をする際に受刑者に無駄な苦痛を与えないようにとして開発されたものらしく。良かれと思って作ったんですって。なんだかなぁ、考えちゃいますよね。
そんな恐ろしいこともあるかと思えば、いいこともあるかも。本日は「取得物の日」でもありますよ。1980年4月25日、銀座で1億円入りの風呂敷包みを拾ったラッキーな方がいたようで。それを警察に届けて、6ヶ月後に自分のものに。当時は取得した大貫久男さんという名前が世に出て一躍時の人に。今だったら個人情報保護の関係で実名は出さないと思いますけど、時代だなぁ。と。
ギロチンは嫌ですけど(絶対)、一億円は拾ってみたいなぁ。でも、実際拾ったら結構ドキドキしちゃいますよね、いろんな意味で。
はい、ほかにも今日はこんな日でしたよ。
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