駆け落ちの日
お正月も早3日目ですが、皆さん、もうカレーは食べましたか?
僕はまだですよ。
そんなおめでたい雰囲気のお正月の中、
なんと本日は「駆け落ちの日」なのですよ。驚きです。
1938年の今日、女優の岡田嘉子さんと杉本良吉さんが、
樺太国境を超えてソ連へ亡命したんだそうです。
わー、なかなかヘビーな駆け落ちですね。
今だったらゲス不倫?
僕が生まれる40年近く前の出来事なので
申し訳ないですが、お二人のことは全く知りませんでした。
岡田嘉子さん、サイレント映画自体のトップ女優さんだったんですね。
若い時の写真を拝見すると、さすがに綺麗な方です。
この方、結構な情熱的な方だったようで、
映画のヒロインに抜擢された際にも相手役の俳優と駆け落ち失踪し、
その後結婚された過去もあるそう。
一方、お相手の杉本良吉さんは、劇団の演出家の方。
ご病気の奥さんがいたそうですが、
自身が演出した舞台で岡田嘉子さんと恋に落ちたそうです。
あらら、ダブル不倫です。
これ、今だったらゲス不倫とか絶対言われるやつですよ。
この杉本さん、日中戦争が開戦した1937年、
日本共産党員で執行猶予中。召集令状(刑務所に送られちゃう)を恐れ
ソ連への亡命を決意したようです。
で、病身の妻を置き去りにして、交際中の美人女優・岡田嘉子さんと逃避行の旅へ。
北海道を抜け、1397年の本日、今話題の北方領土の一つ
樺太を超えてソ連に越境したそうで。いやぁ、激しいね。
もう、今なら、文春が大盛り上がりですよ。きっと。
当時も日本中に衝撃を与えたようですよ、
だって、今日が「駆け落ちの日」になっちゃうくらいですからね。
さて不法入国となったこの二人、
現実は厳しく入国3日目でとっ捕まって別々の独房へ。
これで二人で一緒に過ごす時間は最後となりました。
杉本さんは、1939年にスパイ容疑で銃殺刑に処せられ、
岡田さんは5年後に釈放、日本へ帰国せずしばらくはソ連で暮らしたそう。
1972年に日本へ帰国し、映画などに出演をするも
1986年に再びソ連へ、89歳の天寿を全うしたそうです。
まぁ、なんて壮絶な人生だったのでしょうか。
駆け落ちの日、人生を左右する重要な日ですねぇ。
皆さんも今日を大切に。
1月3日の誕生日おめでとう
さて、今日の誕生日はプロ体操選手になった内村航平さん。
リオオリンピックの鉄棒では、手が掛からず落ちてしまうというアクシデント。
掛からず落ち。ヒヤリとしました。
しかし最終的には個人総合と団体での金メダル。さすがです。
他には、女優の小沢真珠さん、駆け落ちのドラマ、似合いそうですね。
他にも今日は他にもこんな日でしたよ。
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