12月10日は三億円事件の日

三億円事件の日

三億円事件の日

記念日とするのは悩ましい感じがするのですが、
1968(昭和43)年の今日。12月10日に「三億円事件」が起きました。
東京府中市の東芝工場で支給されるボーナスを運ぶ途中、
白バイ警官に扮した犯人が現金三億円を強奪したのです。
事件は迷宮入りとなり、1975(昭和50)年に時効に。
今でこそ、銀行振込が当たり前ですが、当時は給与や賞与は現金手渡しが主流。
この事件がきっかけで給与の支給を口座振込に切替える会社が増えていったそうです。
確かに。現金でドサッと貰えるのは嬉しいもんですが、
帰り道ちょっとドキドキしちゃいますよね。

昭和43年の3億円、今ではどのくらいの価値?

しかし、当時の三億円てどのくらいの価値なんでしょう。
1968年の大卒の初任給の平均は30,600円だったそうです。安っ!
現在は208,000円ほど。ふむふむ。
ただ、目安にはなりますが初任給は物価と比例しているわけではありませんよね。
日本銀行のサイトによると、昭和40年と今を比べると、企業間で取引される際の商品価格では「昭和40年の1万円は平成27年の約2.0万円に相当する」消費者が購入する際の商品およびサービスの価格での指標だと「約4.1万円に相当するという計算」なんですって。
なかなかムズカシイですね。
そもそも企業間と一般の商品価格にそんだけ開きが出てるって、、
請負の仕事って儲からなくなったんだな、と実感しちゃいますね。

まぁ物価としては当時の3億円は、今の12億円くらいの価値くらいなのかな。
犯人の人、いったい三億円を何に使ったんでしょうねぇ。
今なら、東京オリンピックのどっかの会場に建設費用に当てて欲しいくらいですね。
総費用2兆とか3兆円って本当ですか?(そこに1兆円の開きがあるのもスゴイのだけど)
これ税金なんだよね、って思うとゾッとしますよね。
仮に2兆として、日本国民(1億2708万3000人)で割ると、15,737円。
あれ、もっと高いかと思ったヨ。
でも、まぁ、家族分を寄付しろって言ったら嫌だなぁ。

12月10日の誕生日

本日の誕生日は佐藤浩市さん。1981年に放送された火曜サスペンス劇場
「あの三億円事件の真相は?父と子の炎」で、
犯人役を演じたことがあるそうですよ。あら、奇遇。
そしてお金と言ったらカイジでしょう。
漫画家の福本伸行先生、お誕生日おめでとうございます。
漫画家つながりといえば、桂正和先生も今日が誕生日。チェイング!
ヒーローに三億円事件を解決してもらいたかったですね。

はい。他にも今日はこんな日だったようですよ。

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