4月23日は地ビールの日

23日

地ビールの日

飲んでますか〜!本日4月23日は「地ビールの日」なんですよ、皆さん!地ビール、最近ではちょっとお洒落に「クラフトビール」なんて言葉も定着していますね。ビールって夏のイメージなのに、何で4月?と思いますよね。それはですね、1516年の4月23日に「ビール純粋令」ってのが、ドイツ・バイエルン国王のウィルヘルム4世が発布したことを記念に選定されたんです。この「ビール純粋令」は「ビールとはなんぞや」を定義したもの。それによると、「ビールは水・ホップ・大麦(のちに麦芽と変更)のみを原料とすべし」とされたんだそうで。これを酵母を使って醸造しましょう、ってことですね。ちなみに日本だけでなく、ドイツでも4月23日は「ビールの日」なんですよ。

ただ、この「ビール純粋令」のちにEC加盟の諸国からバッシングを受けて、1987年には非合法化されます。現在の国際的な「ビール」の基準は「麦・ホップ・水と酵母が基本となった醸造酒」。だから、これ以外の材料でフルーツや米などの副材料が使われていてもビールになるというわけ。
ということは、日本にある発泡酒や新ジャンルビール、アルコール1%未満のノンアルコールビールも本来は「ビール」なんですよね。

ラガービールとエールビール

そして、ビールには大きく分けて2種類あることはご存知でしたか。日本において大手メーカーが発売しているビールの多くは「ラガービール」。いわゆる下面発酵されたもので、スッキリとシャープな味わいが特徴。それに対して、クラフトビールの多くは上面発酵のエールビール、こちらはラガーと比べるとフルーティーな香りで味わい深い。色もちょっと濃い目で(もちろんそうでないものもありますよ)味もラガーと比べると濃い感じ。
その特徴を簡単に表にしてみましたよ。

酵母 上面発酵酵母 下面発酵酵母
出来るビール エールビール ラガービール
発酵温度 16〜24℃ 4〜10℃
発酵期間 短い(3〜6日) 長い(6〜10日)
特徴 フルーティーな香りで
奥深い味わい。
キリッとしたシャープ。
スッキリとした味わい。

クラフトビールの種類

さて、本日はあくまで「地ビール(クラフトビール)」が主役。世界中には様々な種類のビールがあります。そのビールのキャラクターを決めるのは、何と言っても麦芽です。麦芽はモルトと呼ばれて、温風で乾燥されたり、ロースターで焦がされたり、その具合によって味が大きく変わってくるんです。
わかりやすく言うと、例えば黒ビール。有名なところで「ギネスビール」ってご存知でしょうか。このビールに使われる麦芽は、大麦を220〜230℃で焙焦(ロースターで焦がし)したローストバレイ、真っ黒のモルトがビールの色を決めるんですね。他には、ビールの原材料以外の副材料を混ぜることで奥深い風味を与えることも。米やコーンはもちろん、フルーティーな味わいを出すためにチェリーやイチゴ、オレンジピールなどを入れることも。コクを出すためにコーヒーやチョコを入れたりすることもありますよ。

キリン ドラフトギネス 330ml×24本

おすすめのクラフトビール

そんな膨大な種類のあるクラフトビール、どれも特徴的で味わい深いのですが、ラガービールを飲みなれた僕らには「ちょっとビールっぽくないなぁ」と思うこともあったりします。そんなクラフトビール初心者に僕がおすすめするのが、ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」。日本のメーカーは日本人の舌に合うビールを作るなぁ、と感心です。区分としては「アメリカンペールエール」明るめの銅色のビールです。ペールとは「薄い」って意味ですが、ラガービールをよく知る私達にはむしろ「濃い」色。しかし、はじめにペールエールが出来た当時(1630年ごろ)には随分と薄めの色だったんですって。
さて、この「よなよなエール」特徴などはメーカーのウェブサイトに詳しく載ってますのでそちらにて。いわゆるラガービールはキンキンに冷やして「くわー、この一杯のために!」って飲むことがありますが、エール系はそういった飲み方はご法度。ビールの種類によっても違いますが(9〜16℃くらい)、よなよなのWebによると13℃がおすすめだそう。このくらいの温度が一番香りが引き立つんだって。だから、一気飲みじゃなくて、食事と一緒にビールを楽しんでくださいね。どちらかと言えば、ワインの感覚ですよね。
まずはこの「よなよなエール」からクラフトビールを楽しんでみては。最近ではスーパーとかでも売っていますのでお気軽にクラフトビールの世界を体験できますよ。

よなよなエール 350ml×24本

いやぁ、今日はビールの話だったんで、思わず熱が入ってしまったよ。もっと書くこといっぱいあるんだけどなぁ。さて、本日4月23日は他にはこんな日でしたよ。

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