11月30日は絵本の日


絵本の日

幼児の頃に絵本を熟読したおかげで、私は小学校入学前にひらがなを覚えたそうです。絵本の力ってすごい。今日が絵本の日というのは、1986年の今日に作家・瀬田貞二さんの「絵本論」が出版されたことが由来だそうです。年齢ごとに読んであげたい絵本も紹介されているようなので、どんな絵本がいいのか迷ったことがある方は手に取ってみてはいかがでしょう。

識字率の低い時代も絵で伝承

日本では絵本は平安時代の絵巻物を起源としているそうです。字が書けない・読めないという方にも物語が伝わるよう、絵を中心にしていたとも考えられています。絵本は絵が中心で、絵を見るだけでも何となくわかるものですからね。ヨーロッパでは、16世紀頃に出された『世界図絵』という本が今の学習絵本の元祖になっているとか。18世紀頃から児童書が増えて、日本でも戦前には児童向け絵本があったようです。

オススメでお気に入り

先日、『アメトーーーク!』の読書芸人で、「お気に入りの本を紹介したのだけど、オススメだと思われて困った」というようなコメントがありました。そうそう、オススメとお気に入りは微妙に違うのです。が、こちらではお気に入りでもあり、オススメでもある絵本を。『100万回生きたねこ』です。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

最初は年長さんか小学校低学年の頃に読んだはずです。絵と、猫の生き様が相当なインパクトで。じつは今でも持っている絵本です。あとは、ノンタンシリーズがお気に入り絵本でした。

ノンタンおねしょでしょん (ノンタンあそぼうよ (6))


ノンタンを大人になってから読むと、片づけしなかったり、妹を突き飛ばしたり、ブランコを友達にかわってあげなかったり、なかなか性格がアレなんですが。お片付けが大事な理由とか、友達や妹と一緒に遊ぶこととか、子供に大事なことをわかりやすく教えてくれる絵本です。

ちなみに『絵本論』著者の瀬田さんは、『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』『ナルニア国物語』の翻訳もされた方とのこと。ナルニア国!読みました!子供だけで冒険するワクワクが詰まった、小学生にオススメの物語です。大人になってから読むと、子供たちがなぜ冒険していたのかなど物語の背景までも理解できて、それもまた面白いですよ。

児童に人気の『赤毛のアン』生みの親

今日は作家のL・M・モンゴメリさんが誕生日です。赤毛のアンシリーズは世界的ロングセラーですね!私は何冊かしか読めていませんが、、オススメの小説です!女の子から少女へ、大人の女性へとかわっていく様子は、とくに女性が読むと共感できて楽しいと思います。アニメ絵本も出版されているようで、そちらは文字が少なめで読みやすいのかもしれません。
今日はほかにもこんな日です。

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絵本論 (福音館の単行本)


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